TOEICの公式問題集は、TOEIC学習者にとって必須と言ってもいい参考書となっています。
しかし、多くの人がこの公式問題集を使いこなせていないのが現状なのではないかと私は感じています。
では、正しいTOEIC公式問題集の使い方とは一体何なのでしょう?
今回の記事では、TOEIC公式問題集の正しい使い方をTOEIC870点を取得した私が紹介していこうと思います!
公式問題集を購入したものの使い方が全く分からないという方は、ぜひこの記事を参考にして頂ければと思います!
さらに、初心者さんにも分かりやすく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次
【前置き】TOEIC公式問題集の特徴を簡単に紹介

TOEICの公式問題集のことがイマイチ分かっていないという方が中にはいるかと思いますので、簡単に特徴を紹介しようと思います!
この4つが特徴の参考書となっています。
このTOEIC公式問題集は、唯一TOEIC公式から出版されている模試となっています!
なので、1番本番に近い問題形式の模試を解くことができます!
英検などで言う「過去問」のポジションを担っていると言っていいでしょう。
TOEIC公式問題集に関しましてもっと詳しく情報を知りたいと考えている方は、以前私が書いたレビュー記事がございますので、
興味がある方はぜひ以下の記事もいっしょにご覧ください!
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【実録】TOEIC公式問題集7をTOEIC870点の私がレビュー|難易度やおすすめできる人の特徴も紹介
続きを見る
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【難しい?】TOEIC公式問題集8をTOEIC870点が徹底レビュー|感想・難易度も解説
続きを見る
では早速、本題のTOEIC公式問題集の使い方を手順を交えて紹介していこうと思います!
TOEIC公式問題集の使い方を紹介!

ステップその1=時間を計って問題を解く

まずは、試験本番と同様にTOEICの問題を解いていきましょう!
リスニングは自動で音声が流れていきますので、時間を計る必要がありませんが、
リーディングは75分という制限時間がありますので、タイマーを使って時間通りに解いていきましょう!
時間内に解き終わらなかった問題が出てくると思いますが、この段階では気にしなくて結構です。白紙で構いません。
とにかくこの段階では、TOEICの問題を時間制限を設定して問題を解くことが一番大事なのです。
時間設定を設けることで、自分自身がどの分野が弱いのかを感じることが出来ますので、後々の段階で役立ってきますよ!
ステップその2=白紙の問題部分を解く

解説を読む前に、時間内に解けなかった問題を解いていきましょう!
解けていない問題を解くときにも時間は計っておきましょう!
ステップその3=解答を見て丸付け

ここで丸付けを行います!
自分が間違えた問題が分かるように印をつけておきましょう!
ステップその4=解答を読んで復習や分析・メモをしていく

この段階で、解答を読んで復習や分析を行っていきます!
具体的に行うことは、
この2点を注意して進めていきましょう!
少し抽象的なので詳しく解説していきますね!
なぜ間違えたかを考える
TOEICに限らず、このなぜ間違えたかを考える、分析することは一番大事といっても過言ではありません!
自分なりの間違えた理由というものを考えてみましょう!
具体的な例としまして、
この他にも間違えた理由があるかもしれませんが、主に間違える理由はこのようなものかと思います。
しかし、まだこの段階で終わっていいわけではありません。
次に間違えないためにどのように対策・対処するかを考えていきます!
対策や解決策を考える
分析が終わったら、
分析で出てきた点をどのように解決することが出来るかということを考えていきましょう!
先ほどの例を使って解決策を考えてみると次のようになります。
問題点(例) | 解決策(例) |
単語の意味が分からなかった | 分からなかった単語の意味を調べて暗記する |
単語を違う意味で理解していた | 正しくその単語の意味を覚える |
単語の音を聞き取れなかった | その単語の発音を実際に聞いて自分も発音して覚えていく |
英文の構造が理解できなかった | 英文法の知識が足りないので、英文法を勉強する |
集中できなかった | リラックスする、タイミングを探してみる |
問題文を読み間違えた | 次からは注意深く問題文を読んで理解する |
問題文の先読みが出来なかった | 分からないと思った問題で時間を削るのはやめる |
このように分析して、次に同じような問題が出てきた時にどのように対処するかということや対策方法を考えていきましょう!
あくまでもこの解決策は、私の例なので参考程度にしてくださいね!
人それぞれの対策方法がありますので、自分なりの解決策を探してくことをおすすめしますよ!
分からなかった単語をノートにまとめる

問題を解いていて分からなかった単語がある場合、ノートに単語をまとめることをおすすめします!
単語をまとめることで、復習の効率が爆発的に上がりますのでおすすめです!
ノートではなく、スマホの暗記カードアプリのようなものにリスト化するのもいいと思いますよ。
どちらでも好きな方でいいと思いますので、分からなかった単語をまとめることを強くおすすめします!

少しでも時間を短縮したり効率化を図るために、日頃からわからなかった単語や表現をまとめていきましょう!
ステップその5=音読・シャドーイング

これは主にリスニングに関しての勉強法ですが、リスニングを勉強する場合はシャドーイングが最強です!
しかし、英語初心者がいきなりシャドーイングをすることは困難かと思いますので、
第一ステップとしまして、音読をおすすめします。
音読をおこなうことで、英語独特のリズム感をつかむこともできますし、
シャドーイングほど難易度も高くないので勉強のハードルもかなり低くなりますので、勉強を継続できます!

リーディングの読むスピードも上げることができますのでとてもおすすめです!
音読のやり方は、国語の音読のようにやっていきます。
ただ、音読を行う前に分からない単語の発音や意味は確認しておくようにしておきましょう!
そして、シャドーイングのやり方を簡単に説明すると、
この4ステップで行うことをおすすめします。
この音読・シャドーイングを行うことによって、リスニング力が爆発的に上がることでしょう!
関連としまして、シャドーイングに関しましてもっと詳しく解説した記事がこのブログにあります。
シャドーイングを行ってリスニング力を底上げしたいと考えている方や興味がある方は、ぜひ以下の記事をご覧ください!
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【初心者でもOK】リスニング力を上げれるシャドーイングのやり方をTOEIC870点が徹底解説
続きを見る
ステップ6=精読する

リーディングの勉強としまして、精読というものがあります。
精読では、自力で英文を読んで日本語訳と自分が理解している内容が一致するところをゴールとしてください!
この精読では、わからない文型や表現が出てきたら辞書をチェックしても結構です。
ここで大事なことは、英文を読んで意味を理解できるかということです。
これを意識して精読を行っていきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、TOEIC公式問題集の正しい使い方を私なりに紹介してきました!
簡単にこの記事を要約すると、
このような内容でした!
私自身、この勉強方法でTOEIC870点を取得できました。
ぜひ、皆さんも上で紹介した勉強方法を実践して
TOEICでベストスコアが出せるように対策を頑張っていきましょう!
