TOEIC L&Rテスト精選模試シリーズはTOEIC学習者の中では有名な模試の1つです。

今まで結構な種類の精選模試が発売されていますので、かなり人気なTOEIC模試であるということもわかります。
その中の「TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3」という模試を、現在私自身使ってTOEIC対策を行っています。
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3に関して頻繁に、
「TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3はとても難しい…」
「TOEIC L&Rテスト精選模試シリーズでなく、公式問題集をやった方がいい」
などなど精選模試シリーズに関して色々なことを聞きますが、果たして、本当なのでしょうか?
そこで今回の記事では、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のレビューを現役海外大学生の私がやっていこうと思います!
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3を実際に解いてみて感じたメリット・デメリットや
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3の問題を解いてみた結果を紹介していきますので、
ぜひ最後までこの記事をご覧ください!

この記事を読むメリット
・TOEIC精選模試リーディング3のメリット・デメリットが分かる
・TOEIC精選模試リーディング3と公開テストの難易度の差が分かる
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3の概要を簡単に紹介!
まず初めに、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3に関しての簡単な概要を紹介していこうと思います。
結論、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3に関する概要は以下の通りとなっています!
このようになっています。
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3は、その名の通り本番形式のリーディング模試5回分を掲載しています。
なので、リーディングに特化して問題演習を進めることが可能な参考書となっています。

TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3の概要は以上です。
次からは、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3を実際に使ってみて感じたメリットやデメリットを紹介していこうと思います!
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のメリットを5つ紹介!

ここからは、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3に関するメリットを5つ紹介していこうと思います!
結論、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のメリットは以下の5つです。
この5つが挙げられます。
では、これらのメリットを詳しく解説していこうと思います!
メリットその1=高地トレーニングができる

おそらく、8割くらいの人がこの「高地トレーニング」をするために
このTOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3を購入しているのではないでしょうか?

このTOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3に掲載されている問題は、TOEIC公開テストの問題よりも難しめに作られています。
実際に解いてみれば分かると思いますが、
TOEIC公式問題集で解いた正解数より低くなってしまう場合がほとんどです。

なので、このTOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3の問題に慣れておけば、
本番で難しい問題に遭遇してしまっても対応できるようになるということですね!
また、このTOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3の問題の文量がかなり多いです。
具体的に言うと、選択肢の英文が公式問題集と比べると長いですし複雑です。
もちろん、本文の英文の量も公式問題集と比べると長いです。
この高地トレーニングで難しめの問題を見慣れておけば、本番の問題が簡単に感じるでしょう。
メリットその2=スコア換算表がある

TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3にはスコア換算表がありますので、
模試を解いて実際に何点くらい取れるのかをシュミレーションすることが可能となっています。
もちろんTOEIC公式問題集にも換算表が付いてはいますが、
TOEIC公式問題集のスコア換算表はかなりアバウトな換算となっています。
例えば、公式問題集のリーディングパートで78問正解したとします。
その場合のスコア換算は、340点〜415点の間となります。

難しいですが、正直なところズバッと〜点ですと換算してくれると
勉強の目安になるので助かりますし、モチベーション維持にも繋がってきますよね!
なんと!TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3では、
模試で正解した素点でスコアを換算することが可能となっています!
なので例えば、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のテスト1で78問正解したとします。
その場合、リーディングスコアは395点とハッキリとしたスコアを出すことができます!
素点で換算していますので、1問正解数が違うだけで点数が変わってくる場合がかなり多いので
実力が付いたことに関しての実感を得やすい仕組みになっているなと感じました!
メリットその3=問題の質がけっこう高い

TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3に掲載されている問題の質はかなり高いなと感じました。
よくTOEIC公式問題集と比較されることがありますが、
TOEIC公式問題集にも負けていないくらい良問が揃っています。
なので、TOEIC公式問題集以外のTOEIC模試を解いてみたいなと感じている方には
おすすめできる模試になることでしょう。
メリットその4=コスパがいい

TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3は結構コスパがいいです!
概要のところで申し上げましたが、
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3の価格は、税込で2,090円となっています。
なので単純計算すると、1回の模試の価格が418円という破格の値段となります。

なので、両技能合わせた模試だと836円になると計算できますね!
ちなみに、2022年6月現在で一番最新であるTOEIC公式問題集8の価格は、税込3,300円。
TOEIC公式問題集8は2回分(両技能)の模試を掲載しています。
なので、単純計算で1回の模試が1,650円となります。

関連としまして、TOEIC L&Rテスト精選模試リスニング3のレビュー記事も書いていますので、
精選模試リーディング3に加えて精選模試リスニング3についてどのような参考書なのか知りたいと考えている方は、
ぜひ以下の記事もいっしょにご覧ください!
メリットその5=TOEIC990点講師の目やこれがエッセンスがかなり役立つ

TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3の解説に載っているTOEIC990点講師の目やこれがエッセンスが
TOEIC学習を進めていく上でかなり役立つなと感じました!
このTOEIC990点講師の目やこれがエッセンスを読むことで、
似たような問題での対処法を学ぶこともできますし、関連した知識を学ぶこともできますので
読んで損はない箇所だと思います!
もしTOEICでハイスコアを目指しているのであれば、
時間がないから飛ばすのではなく、一旦読んでみることをおすすめしますよ!
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のデメリットを紹介!

ここからは、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のデメリットを紹介していこうと思います。
結論、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のデメリットは以下の通りです。
この3つだなと感じました。
ではこれらのデメリットに関して詳しく解説していこうと思います!
デメリットその1=問題が難しい

TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3に収録されている問題は、基本的に難しめに設定してあります。
なので、TOEIC公式問題集などの他のTOEIC模試をを解いた時よりも
点数が低くなる可能性がかなり高いです。
私自身、TOEIC公式問題集の最新版であるバージョン8では
リスニングが89問正解していてほぼ9割正解というくらいの正答率でしたが、
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のテスト1を解いた際には、62点でした…。
なので、TOEIC公式問題集と比べると難しいことは確かです。
しかし、問題が難しいことが必ずしもデメリットになり得るかといえばそうではないです。
良い方向に働く場合も多々あります。
私の場合は、TOEIC公式問題集のみで演習してTOEIC公開テスト本番を迎えると
問題が結構難しいなと感じました…。
結果的に、メンタルにも大きく影響して自分の実力を出しきれずにテストを終えてしまったという経験も実際にあります。

なので、TOEICを受験することに慣れてきて
難しい問題に備えて日頃の学習から難しめの問題で実力をアップさせたいと感じているのであれば、
この精選模試総合を使って模試の演習を進めていくのも大いにありだと言えます!

TOEIC900点以上、もしくはTOEIC満点を本気で狙っている上級者までおすすめできると言えそうです!
しかし、TOEICの学習を始めて間もない方や初級者が
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3を使って勉強すると、挫折する可能性が高いと思われます。
TOEIC初心者の方は、TOEIC公式問題集を使って演習を進めていくことが大事になってきますので
精選模試総合ではなく、TOEIC公式問題集をおすすめしたいと思います。
関連としまして、TOEIC公式問題集6、TOEIC公式問題集7、
TOEIC公式問題集8、TOEIC公式問題集9のレビュー記事がそれぞれ当サイトにございます。
少しでもTOEIC公式問題集に興味がある方は、ぜひ以下の記事もいっしょにご覧ください!
あわせて読みたい
デメリットその2=解説が手軽め

精選模試リーディング3は、中上級者を対象としている模試になっていますので、
基本的な語彙や表現などの解説はほとんどされてないように感じました。
基礎知識を身につけている方が解いている前提で解説を書いているかと思いますので、
これも引き続き、TOEIC初学者にとってはあまりおすすめできないポイントかなと感じました。
先ほども申し上げましたが、
TOEICの学習を始めて間もない方は、TOEIC公式問題集で基礎を固めることを最優先で行うことをおすすめします。
デメリットその3=公式という安心感は得られない

残念ながら、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3は
公式問題集やTOEIC公開テストを作成しているETSが出版しているTOEIC模試ではないので、
公式という安心感を得ることができないのは事実です。
しかし、良かった点でも申し上げましたが
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3に含まれている問題の質はピカイチですし、
TOEIC公式問題集にも決して負けていないクオリティーとなっていますので、
質に関しては安心してもいいと思います。
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3を実際に解いてみた結果を公開テストと比較!

私自身、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のテスト1を実際に解いてみましたので
その結果を紹介しようと思います。
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3を実際に解いてみた結果は以下の通りです!
このような結果となりました!
こちらは、2022年5月のTOEIC公開テストの3日前くらいに解いた結果となります。
なので気になる点としまして、
「公開テストとどのくらいスコアが違うの?」
このように疑問を抱えている方もいらっしゃるかと思いますので、
2022年5月の公開テストの結果と比較してみましょう!
私の2022年5月のTOEIC公開テストの結果は以下の通りです!
【TOEIC 5月の結果】
— Koki@元偏差値30台でもTOEIC870点達成㊗️ (@Koki_eigolog) June 14, 2022
✅リスニング=420点
✅リーディング=375点
✅合計=795点
3月から65点ほど上がりました👍👍
とても嬉しい‼️
本番にパニックになって爆死したTOEIC5月分ですが、案外点数が取れてました!7月にもTOEICを受けるのでそれまでまた頑張っていこうと思います✨#toeic結果 pic.twitter.com/frM9WSdKlz
リーディングでは375点を取得することができました!
なので、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のテスト1と公開テストの誤差は60点であることがわかりますね。
つまり、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3の方がTOEIC公開テストよりも結構難しいことがわかりました。

本番で目標点を達成する可能性がかなり高そうですね!
まとめ
今回の記事では、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3のレビューをしてきました!
簡単にまとめると、
このような内容でした!
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3は、高地トレーニングにかなり最適な模試だなと感じました!
また、TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3に掲載されている問題の質もかなり良いです!
もし、本番よりも難しい問題を解いて実力を伸ばしていきないと考えているなら
とてもおすすめできる参考書となっていますので、ぜひ購入して使ってみてはいかがでしょうか?
