このような方におすすめの記事です
・基礎英文解釈の技術100のレベル感・難易度を知りたい方
・基礎英文解釈の技術100を実際に使った人の感想を知りたい方
・基礎英文解釈の技術100をおすすめできる人の特徴を知りたい方
英単語や文法はある程度覚えることが出来たが、長文になると文の意味がイマイチ分からなかったり
長文問題が解けないという方が意外といます。
そこで、やらないといけないのが「英文解釈」の練習です。
とは言え、長文問題に特化している問題集で英文解釈の練習をするのは、英文が多すぎて非効率です。
なので、英文解釈に特化した問題集を使って勉強する方が効果的と言えます。
そこで、英文解釈の参考書でかなり有名な「英文解釈の技術シリーズ」が思いつくのではないでしょうか?
今回の記事では、基礎英文解釈の技術100という参考書を実際に使ってみてのレビューをしていこうと思います。
基礎英文解釈の技術100がどのようなレベルなのかや
おすすめできる人の特徴を知りたい方は、ぜひ最後までこの記事をご覧ください。

基礎英文解釈の技術100の特徴を紹介

まず初めに、基礎英文解釈の技術100の特徴を簡単に紹介します。
基礎英文解釈の技術100の特徴
・シリーズ=英文解釈の技術
・収録問題数=200問
・出版社=ピアソン桐原
・価格=1,485円(税込)
・ジャンル=英文解釈の参考書
このような感じになっています。
収録されている問題が、例題が100問と演習問題が100問の合計で200問となっています。
なので、かなりの英文解釈の問題を解くことが出来ます。
また、CDもついていますので、音声での学習も出来るようになっています。
【レビュー】基礎英文解釈の技術100を実際に使ってみて感じたメリット4つ

ここからは、基礎英文解釈の技術100を使ってみて感じたメリットを紹介していきます。
結論、基礎英文解釈の技術100を使ってみて感じたメリットは4つあると感じました。
メリット4つ
・複雑で難しい英文の訳し方の練習ができる
・200問というかなりの量を演習できる
・音声CDがついているので音読しやすい
・英検対策にもなる
この4つが基礎英文解釈の技術100のメリットだと感じました。
では、これらのメリットを1つずつ解説していきます。
メリットその1=複雑で難しい英文の訳し方が練習できる

基礎英文解釈の技術100と参考書名にあるので、基本的な英文が掲載されているのかと購入した際は思っていたのですが、
基礎英文解釈の技術100には、かなり難しくて複雑な英文が掲載されていました。
難しい参考書であることが、この参考書のメリットであるとも言えると私は感じました。
事実、例題や演習問題での英文の抜粋元が難関私立大学であることが頻発しますし、たまに旧帝大が抜粋元になっている英文もあります。
なので、大学受験だとかなり上のレベルをカバーできています。
私自身、英検準1級・TOEIC870点を取得していて、海外大学に2年間在籍していたのですが、
それでも上手く訳せない問題や、このような訳し方があるのかと「へ~!すごい!」となる問題がたまにありました。
難関大学の受験を本格的にやったことがない私が言うのも失礼かもしれませんが、
この参考書レベルの英文解釈が出来るようになれば、難関大学の長文問題も理解できるようになるだろうと思いました。
メリットその2=200問というかなりの量の演習できる

先ほども紹介しましたが、基礎英文解釈の技術100には合計で200問の英文解釈問題が掲載されています。
200問もの英文解釈の問題を掲載している問題集が中々ないと思いますので、
英文解釈を集中的に勉強したい方には、とてもおすすめできる参考書だと言えそうです。
メリットその3=音声CDをがついているので音読しやすい

基礎英文解釈の技術100には、音声CDがついています。
なので、音声CDを使っての音読やシャドーイングがかなり効率よくできます。
英文を早く・正確に読めるようになるには「音読」マストになってきますので、ぜひとも実践してみてください。
また、基礎英文解釈の技術100にはそれなりに難しい単語も出てきます。
音声CDを使うことで、難しい単語の発音もチェック出来ますので、ぜひやってみてください。
メリットその4=英検対策にもなる

基礎英文解釈の技術100は、英検対策にも使えると思いました。
英検1級の受験を検討している方にはおすすめできるのではと個人的には感じました。
英検1級の長文はかなり複雑で難しい問題ばかりなので、
英検1級の長文問題で高得点を狙っている方は利用を検討してみるのもありかもしれません。
基礎英文解釈の技術100のデメリット

これまでは、基礎英文解釈の技術100のメリットを紹介してきました。
一方でここからは、基礎英文解釈の技術100のデメリットを紹介していきます。
結論、基礎英文解釈の技術100のデメリットは3つあると感じました。
デメリット3つ
・参考書名に「基礎」と書いているが全然基礎的な内容ではない
・解説はそこまで詳しくない
・英検準1級より下の級を受験する方には必要ない
この3点かなと私は感じました。
では、基礎英文解釈の技術100のデメリットを詳しく解説していきます。
デメリットその1=参考書名に「基礎」と書いているが全然基礎レベルではない

「基礎英文解釈の技術100」とあるので、簡単な英文を使って英文解釈の練習をしていくのではないかと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この基礎英文解釈の技術100の英文は、全然基礎レベルの英文ではないです。
なので、英語初級者が1番初めの英文解釈の参考書にこの「基礎英文解釈の技術100」を選んでしまうと、結構悲惨なことになるでしょう。
先ほども紹介しましたが、基礎英文解釈の技術100の中には、旧帝大や難関私立大学の英語を抜粋した文を使っている問題もかなりあります。
基礎的な英文解釈の参考書を使って勉強したいと考えている方は、
1つか2つ難易度の低い「超入門英文解釈の技術60」や「入門英文解釈の技術70」を使って勉強することをおすすめします。


デメリットその2=解説はそこまで詳しくない

基礎英文解釈の技術100の解説は分かりやすいのですが、
基礎知識はあること前提で書かれていますので、ある程度の英単語力や文法知識が不足していると解説が理解できない可能性が高いです。
もし、英単語や英文法の基本知識が不足しているなと感じる場合は、この参考書に手を出すのは避けるべきだと私は思います。
デメリットその3=英検準1級以下の級を受験する方には必要ない

英検準1級よりも下の級を受験する方は、基礎英文解釈の技術100は必要ないと私は感じました。
基礎英文解釈の技術100に掲載されている英文のレベルと英検準1級の長文問題の英文レベルを見てみると、基礎英文解釈の技術100の方がレベルが高いです。
私自身、この基礎英文解釈の技術100は使わずに英検準1級に合格することが出来ました。

英検準1級の試験本番では長文問題10問のうち8問正解できました。
どうしても長文問題で満点を取りたい方以外は、そこまで必要でないと感じましたね。
もし、英検準1級以下の級を受験しようを考えている方で英文解釈を勉強したい方は、1つレベルが下の入門英文解釈の技術70をおすすめします。
入門英文解釈の技術70の方が難易度も低く問題数も少なくなっていますし、
丁度いいレベル感の英文を使っているので、効果的と言えそうです。

基礎英文解釈の技術100の難易度・レベル感

結論、私が感じた基礎英文解釈の技術100のレベル感は以下の通りです。
私が思う難易度・レベル感
・最難関私立大学(早慶、上智など)国立2次試験レベル
・英検準1級以上英検1級未満
こんな感じのレベル感かなと思います。
基礎英文解釈の技術100はかなり難しい参考書となっています。
なので、大学受験をする方の本当にトップ層の方や英検1級を受験する方にはとてもいいレベル感の参考書となっていますが、
それ以外の方には、かなり難しいと感じる方も多いかと思います。
もし上記のレベル感に当てはまるのであれば、おすすめできるレベル感になると思います。
【結論】基礎英文解釈の技術100をおすすめ出来る人の特徴

ここまでは、実際に基礎英文解釈の技術100を使ってみて感じたメリット・デメリットを解説してきました。
ここからは、基礎英文解釈の技術100を使うべき人の特徴を紹介しようと思います。
結論、以下の特徴のどれかに当てはまる方は、基礎英文解釈の技術100を利用することをおすすめします。
おすすめできる人の特徴
・難関私立大や有名な国立大学を受験する方で英語を武器に戦いたい方
・英検1級を受験する方で英文解釈を勉強したい方
・そこそこ難しい英文を使って英文解釈の演習を行いたい方
この3つのどれかに当てはまる方は、基礎英文解釈の技術100を使って勉強を進めることをおすすめします。

基礎英文解釈の技術100の内容をマスター出来れば、最難関の大学以外の英語の長文問題で余裕を持って戦えるようになるのではないかと思います。

まとめ
今回の記事では、基礎英文解釈の技術100のレビューということで、
基礎英文解釈の技術100を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介し難易度・レベル感やおすすめできる人の特徴も解説してきました。
簡単に内容をまとめると、
この記事のまとめ
【基礎英文解釈の技術100のメリット4つ】
・複雑で難しい英文の訳し方の練習ができる
・200問というかなりの量を演習できる
・音声CDがついているので音読しやすい
・英検対策にもなる
【基礎英文解釈の技術100のデメリット3つ】
・参考書名に「基礎」と書いているが全然基礎的な内容ではない
・解説はそこまで詳しくない
・英検準1級より下の級を受験する方には必要ない
【基礎英文解釈の技術100の難易度・レベル感】
・最難関私立大学(早慶、上智など)国立2次試験レベル
・英検準1級以上英検1級未満
【基礎英文解釈の技術100をおすすめできる人の特徴】
・難関私立大や有名な国立大学を受験する方で英語を武器に戦いたい方
・英検1級を受験する方で英文解釈を勉強したい方
・そこそこ難しい英文を使って英文解釈の演習を行いたい方
このような内容でした。
基礎英文解釈の技術100は、かなり良い参考書だと個人的に感じました。
かなり難しい参考書となっていますが、基礎英文解釈の技術100をマスター出来れば、難関大学の英語にも対応できる力が身に付くでしょうし、
英検1級にもかなり対応できるのではないかと感じました。
おすすめできる人の特徴に当てはまった方や英文解釈を極めたい方は、ぜひ利用してみてください。

最後に
今回紹介してきた基礎英文解釈の技術100のレビュー記事が、文殊-MONJYU-というサイトにて紹介されています!
インタビュー形式で記事が書かれていますので、とても分かりやすい内容となっていますので、
少しでも興味がある方は、ぜひ以下の記事もいっしょにご覧ください。