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【上位15%】英検準1級はどのくらいすごい?色々なデータから合格率やレベルを徹底解説

Koki

24歳|男|偏差値38の高校→偏差値40付近のFラン大学→ニュージーランドの大学に正規留学し2年半在籍したのち退学→通信制大学に3年次編入|所有英語資格=英検準1級、TOEIC870点、IELTS(Academic)OA=6.0|趣味で週3くらいで筋トレしてます

このような方におすすめの記事です

・英検準1級のすごさを知りたい方

・英検準1級のレベル感や難しさを詳しく知りたい方

英検準1級のレベル感やすごさをそこまで知らないという方が意外といらっしゃいます。

もし英検準1級の難易度を知らずに受験すると、自分の実力にあった試験を受けていないということになり、

結果的に、何回も挑戦するも合格できないという事態になってしまいます。

なので、英検準1級の難しさやすごさを知ってから対策に進んでいったほうがいいと個人的には思います。

では、英検準1級のすごさや難易度・レベル感はどのようになっているのでしょうか?

今回の記事では、英検準1級のすごさや難易度・レベル感をTOEICやIELTSなどの他の英語資格試験と比べたり

様々なデータを用いて解説していこうと思います。

英検準1級のすごさを知って勉強のモチベーションを上げて対策を進めていきたい方や

英検準1級は自分の実力に見合っているのかを確認したい方は、ぜひ最後までこの記事をご覧ください。

【結論】英検準1級合格はすごいのか?

結論、英検準1級に合格することはとてもすごいことだと思います。

英検準1級合格がすごいと思う理由は主に4点挙げられます。

英検準1級合格がすごい理由

・1次試験の合格率が約15%の狭き門だから(2015年時点)

・英検2級と比べると語彙レベルがかなり高い

・英語を使って仕事・学問をするためのファーストステップとなる

・多くの人が英検2級で受験をやめる

この4点が英検準1級がすごいと思う理由です。

では、これら4つの理由を詳しく解説していこうと思います。

すごい理由その1=1次試験の合格率が約15%の狭き門だから(2015年時点)

2015年時点のデータではありますが、英検準1級の1次試験の合格率が約15%となっています。

15%は一般的に言えば、狭き門と言っても過言ではないでしょう。

また、合格するには1次試験だけではなく2次試験の面接を受けないといけないので、一発で合格できる割合はかなり減ってくるでしょう。

なので、英検準1級に合格することはすごいと言えますし、そこまで甘くないということも分かりますね。

すごい理由その2=英検2級と比べると語彙レベルがかなり高い

英検準1級の1つ下の級である英検2級の出題される語彙レベルを比べるとかなり難易度が上がっていることが分かります。

例えば、英検2級の語彙問題で正解した単語を英検公式の過去問からいくつか挙げてみます。

英検2級で正解になった語彙

・creature=生き物

・military=軍隊

・accomplish=成し遂げる

・severely=ひどく

・accompany=付き添う

このような単語が英検2級の語彙問題で正解になっていました。

では、英検準1級ではどのような単語が正解になっているのでしょうか?

こちらも英検公式から英検準1級の過去問より正解になっている単語を抜粋していきます。

英検準1級で正解になった語彙

・thaw=溶ける

・instill=教え込む

・pious=信心深い

・dehydrated=脱水した

・treacherous=危険な、信用を裏切る

このような単語が英検準1級の語彙問題で正解していました。

けっこう難しいなと感じる方も多いのではないでしょうか?

一般的に、英検2級合格には4000~5000語程度の語彙が必要と言われています。

一方、英検準1級合格には7500~9000語の語彙を知っている必要があると言われています。

必要な語彙数に3000語以上もの差があり、一気に語彙レベルが上がっていることが分かります。

この3000語の差を埋めることが出来ず、中々英検準1級に合格することが出来ないという方が多くいますので、

英検準1級がすごいと言われる理由の1つになっていると私は思います。

すごい理由その3=英語を使って仕事・学問をするためのファーストステップとなる

英検準1級に合格することで、仕事や学問で英語を使っていくことのファーストステップにはなるのではないかと個人的には思います。

というのも、英語講師の求人情報には英検準1級かTOEIC750点以上のどちらかを持っていないと応募できないというものがいくつかございました。

なので、英語力を生かして何か仕事をするということの初めの第一歩となることでしょう。

また、英検準1級に合格することで、海外大学の学部に正規留学を目指せるようにもなります。

正規留学は、海外大学で英語を学ぶのではなく英語で何かを勉強することを指します。

その際は、基本的に英検ではなくIELTSやTOEFLが必要になってきます。

IELTSの場合ですが、海外大学の学部に正規留学するとなるとIELTS AcademicでOA 6.0が必要になってくる場合が多いです。

CEERの換算表によると、英検準1級合格とIELTS 6.0はほとんど同じくらいのレベルと言われています。

なので、英検準1級に合格することで海外大学で学問を進めていくことのファーストステップになりうると言えるでしょう。

すごい理由その4=多くの人が英検2級で受験をやめる

多くの英検受験者は、英検2級で受験をやめてしまいます。

2013年時点のデータではありますが、英検2級の受験者は年間で約31万人いるのに対して英検準1級は年間で約7万人しかいません。

おそらく、英検2級を受験した後にTOEICの試験を受けるということで英検を卒業される方が多いのではないかと個人的には思います。

数だけを見れば、英検準1級にチャレンジしている方はけっこう貴重ですごいということがわかりますね。

英検準1級のレベル感・難しさや英語力は?

これまでは、英検準1級合格がすごいと思う理由を解説してきました。

ここからは、英検準1級のレベル感や難しさを実際に受験した私が解説していこうと思います。

一般的には、英検準1級は「大学中級程度」と言われています。

しかし、かなり曖昧なレベル感だなとずっと感じていましたので、具体的にどのくらいなのかを実体験を交えながら解説していきます。

結論、私が思う英検準1級のレベルや難易度は以下のように感じました。

英検準1級の難易度・英語力

・字幕付きならBBCなどのニュースが多少理解できる

・海外旅行の際は会話の面ではそこまで困らない

・洋画や洋楽を初見かつ字幕なしで理解するのはほぼ無理

・英検準1級=TOEIC785点前後

・海外留学経験があっても対策なしでは合格は難しい

このような感じかなと思います。

では、こちらも詳しく解説していきます。

字幕付きならBBCなどのニュースが多少理解できる

英検準1級を取得していれば、BBCやCNNなどのニュースを字幕ありなら多少理解できるかなというレベル感です。

ニュースには英検1級レベルの英単語が結構出てきますので、その単語が出てくるたびに意味が分からなくなるという感じです。

字幕ありならなんとか大まかな概要なら理解できても、字幕なしならほとんど理解できないです。

というのも、ナレーションのスピードが英検準1級のリスニングの音源と比べるとかなり早いです。

自分が理解するスピードとニュースに出演している方の話すスピードが合っていないので、話していることをどんどん聞き流してしまいわからないという事態に陥るというわけです。

英検準1級の方が、BBCなどのニュースを字幕なしで楽しむのはまだまだ早いのだなと実感しました。

海外旅行の際は会話の面ではそこまで困らない

私自身、英検準1級を取得してから海外旅行に行っていないのですが、

英検準1級とレベル感がほとんど同じであるIELTS 6.0を取得してからは海外の大学に所属していたのでその際の体験談として紹介させていただきます。

英検準1級に合格されている方が海外旅行に行くと会話の面ではそこまで困らないかと思います。

例えば、レストランで食べたいものを頼んだりレクリエーション施設に行ってアクティビティをするなど様々な場面があるかと思いますが、本当にイレギュラーなことが起こらない限り困ることはないかと思います。

私自身も、ニュージーランドでの旅行の際にコミュニケーションで困ったことはなかったと記憶しています。

なのでもし、英検準1級に合格されている方でこれから海外旅行に行く方は、会話面での心配はそこまでしなくていいのかなと思います。

洋画や洋楽を初見かつ字幕なしで理解するのはほぼ無理

これに関しては、友達や友達の親御さんからよく言われる話なのですが、

「洋楽や洋画を字幕なしで内容を理解できるの?」

このようによく言われますが、

英検準1級レベルじゃ到底無理です。

英検準1級のリスニングで聞いている音源は、プロのナレーターが極力ノイズを遮断した音源となっています。

なので、洋画・洋楽に比べると100倍聞きやすい環境なわけです。

その英検準1級のリスニング問題ですら全問正解するのがとても難しいのに、洋楽や洋画を初見でかつ字幕なしで理解するのは到底不可能です。

英検準1級=TOEIC785点前後

巷ではよく「TOEIC730点=英検準1級」と言われていますが、私自身は違うのではないかと思います。

実際に私自身は、2022年の1月に英検準1級を受験しましたが、1次試験で不合格になってしまいました。

その後、2月から3月の間にTOEICの対策を行い、3月末に受験したTOEICでは730点をマークしました。

TOEICでは730点取れましたが、英検準1級には合格することが出来ませんでした。

なので、むやみにTOEIC730点=英検準1級は信じなくてもいいのではないかと個人的には思います。

では、英検準1級をTOEICに換算するとどのくらいのになるのでしょうか?

結論、TOEIC785点前後を取れるのであれば、英検準1級に匹敵する(合格できる)のではないかと思います。

というのも、英検準1級はCEFRレベルで表すとB2となっています。

TOEICスコアをCEFRのB2に換算すると、

・リスニング=400点

・リーディング385点

このように換算されます。

個人的に、この換算はかなり合っていると思いますので、

TOEIC785点=英検準1級と考えればいいのかなと思いました。

海外留学経験があっても対策なしでは合格は難しい

私自身、1年半以上の海外留学経験があって英検準1級を2022の1月に受験したのですが、

そこまで対策しないで英検準1級を受験すると普通に落ちました。英検準1級はそこまで甘くないです。

それ故に、合格率が15%なんだなと強く実感しました。

海外経験が豊富な方や英語力にかなり自信があっても、合格したいのであれば英検準1級に向けた対策はしっかりしておくことをおすすめします。

お知らせ
英検準1級に合格するために必要な対策法に関しましては、私のサイトにかなりございますので、
英検準1級に合格するための対策に少しでも興味がある方は、ぜひ以下の記事もいっしょにご覧ください。
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まとめ

今回の記事では、英検準1級のすごさやレベル感を解説していきました。

簡単に内容をまとめると、

この記事のまとめ

英検準1級合格はすごい!

【英検準1級がすごい理由4つ】

・1次試験の合格率が約15%の狭き門だから(2015年時点)

・英検2級と比べると語彙レベルがかなり高い

・英語を使って仕事・学問をするためのファーストステップとなる

・多くの人が英検2級で受験をやめる

【英検準1級の難易度・レベル感や英語力】

・字幕付きならBBCなどのニュースが多少理解できる

・海外旅行の際は会話の面ではそこまで困らない

・洋画や洋楽を初見かつ字幕なしで理解するのはほぼ無理

・英検準1級=TOEIC785点前後

・海外留学経験があっても対策なしでは合格は難しい

このような内容でした。

英検準1級は合格率が約15%となっていますので、狭き門となっています。

なので、中途半端に対策しているとかなりの確率で不合格となってしまいます。

しかし、しっかりと計画を立てつつ地道に対策を進めていくことで十分に合格することができますので、

コツコツとやるべきことを積み上げていきましょう。

【最後に】英検準1級対策に興味がある方へ

この記事をここまで読んでくださった方で、英検準1級の対策法に関して詳しく知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか?

このサイトには、私が実際に英検準1級に合格するまでの対策法をまとめた記事が色々ございますので、

英検準1級に合格したい方や対策法に少しでも興味がある方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

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